日刊工業新聞社「型技術」2018年3月号に伊藤の連載記事が掲載されました。

メディア掲載・執筆

日刊工業新聞社「型技術」2018年3月号に伊藤の連載記事が掲載されました。

日刊工業新聞社の「型技術」で連載記事を掲載いただいております。

 

お金を生み出す着眼点、儲かる工場経営で注目すべきポイントを解説しています。

中小モノづくり経営者の方々へ役に立つ情報をお届けしています。

「やる気を引き出すしくみづくり 儲かる工場経営を設計する10のポイント」

次世代を担う若手のやる気を引き出すことは経営者にしかできないことです。

第12回は最終回、儲かる工場経営のまとめです。

 

 

現場で稼いだお金(キャッシュ)は利益と運転資金の2つの観点で評価されます。

まず、利益を拡大するためにやることは、付加価値額を最大化です。

次式の定義によります。

利益=付加価値額-固定費

  =(売上高-変動費)-固定費

上式を見れば、具体的に何をどうするのかが見えてくるのではないでしょうか。

一方、運転資金では棚卸資産に着目し、生産の流れをつくる観点から3つの在庫を最小化します。

棚卸資産をスリム化した分だけ、眠っていたお金が現金化されるからです。

 

 

儲けることが経営者の最大の関心ごとである以上、現場での儲け方をしっかり指導することは経営者にしかできない仕事となります。

この連載を通じてお伝えしたかったことのひとつはこのことなのです。

 

そこで当該連載で10回にわたりそのポイント、切り口を解説してきました。

焦点を当てて取り組めば必ず成果が出るテーマです。

ただ、継続して成果を出すには、前提条件があることを忘れてはなりません。

現場からやる気を引きだすことです。

最終回では、現場からやる気を引き出す3つのポイントについても解説しています。

 

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是非、ご活用下さい。