日刊工業新聞社「型技術」2019年9月号に伊藤の連載記事が掲載されました。

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日刊工業新聞社「型技術」2019年9月号に伊藤の連載記事が掲載されました。

 

「型技術」2017年2月号~2018年3月号まで、「儲かる工場経営を設計する10のポイント」について、”現場のやる気を引き出す仕組みづくり”を要点にした解説が連載され、今回、連載第2弾となります。

今回の連載テーマは、「中小製造現場で実践する儲かる現場の品質管理10のポイント」”品質不正を未然に防ぐ仕組みづくり”です。

1回目は「自主検査」を取り上げました。2回目となる今回は「工程間連携」です。

 

1回目で企業不祥事の3要素、「動機」、「機会」、「正当化」を紹介しました。経営者や管理者は、まず、「動機」を排除します。収益や納期を優先させたい、品質不具合を認めたくない・・・など、品質不正を誘発する誤った考え方を変えるのです。

経営者や管理者が先頭に立って、繰り返し、繰り返し、現場へ伝える必要があります。そうして、品質優先、品質第一、顧客視点の思考回路を共有し。品質意識を醸成していただきたいのです。

ただ、品質問題が発生した際、収益や納期に関して、厳しい決断を迫られることが多いことでしょう。厳しい決断を避け、品質不正へ逃げ込むのは論外ですが、できることなら、こうした事態には遭遇したくありません。

だから、品質問題を未然に防ぎたいのです。日本の製造現場には、「品質を作り込む」という思想があります。

 

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