公益社団法人 大阪府工業協会様主催オンライン講習会に弊社代表伊藤が登壇しました。

大阪府工業協会様主催オンライン講習会に弊社代表伊藤が登壇しました。

 

生産管理基礎講座　①工程管理

 

日時　2025年6月4日（水）09：45～16：45

会場　大阪府工業協会　専用スタジオ

 

弊社代表伊藤が、公益社団法人大阪府工業協会様からご依頼いただいたオンライン講習会に登壇しました。

 

6時間という長時間のオンライン形式にも関わらず、全国各地から多くの製造業関係者の皆様にご参加いただき、最後まで熱心にご聴講いただきました。工程管理の基本概念から実践的な手法まで、現場での経験談も交えながらお伝えいたしました。

 

「知識こそが現場変革の起点」

 

今回の講習を通じて、改めて確信したのは基礎知識の変革力です。現場で日々発生する問題は、感覚や経験だけでは本質的な解決に至りません。限られた時間の中で的確な判断を下し、チーム全体の合意を得るためには、事実と論理に基づいた議論が不可欠です。

 

製造業には「生産管理3本柱」という先人たちが築き上げた知恵の結晶があります。この体系的な知識は、単なる理論ではなく、実際のモノづくりの現場で磨かれた実践的な武器です。

 

この武器を活用することで、場当たり的な対応から脱却し、持続可能な改善サイクルを構築できます。

 

「学習する組織が未来を切り拓く」

 

真の競争力は、個人の経験の蓄積ではなく、組織全体の学習能力にあります。現場のリーダーや中核人材が継続的に学び続けることで、その企業独自の思考フレームワークが醸成されます。これは単なる知識の習得を超えた、組織DNAの進化とも言えるでしょう。

 

代表伊藤が20年間の自動車部品工場での実務経験を通じて体得したのは、まさにこの「学習する組織」の威力です。毎年継続される地道な学びが、やがて他社には真似のできない独自の強みへと昇華されるのです。

 

知識を現場力に変える使命

 

基本的な内容であるからこそ、その伝え方には細心の注意を払わなければなりません。知識は単に覚えるものではなく、現場での判断力や行動力に変換されて初めて価値を生みます。

 

弊社の使命は、この「知識の実践化」を支援することにあります。

製造業を取り巻く環境が急速に変化する中、過去の成功体験だけでは通用しない時代になりました。しかし、基礎となる原理原則は普遍的であり、これを現代の課題に応用する力こそが求められています。

 

 

 

弊社では今後も、セミナーや研修を通じて、単なる知識の伝達ではなく、現場での実践力向上を目指したサービスを提供してまいります。

 

受講いただいた皆様が、学んだ知識を現場で活かし、人時生産性の向上と組織の持続的な成長を実現されることを心より願っております。

（担当）